つくばで“がっつり系”を探すなら、この店は外せない。
「俺の生きる道 つくば店」は、非乳化の豚骨醤油が切れ味よく立ち上がるスープ、オーション100%のゴワムチ極太麺、そして親指級の厚豚チャーシューが主役を張る二郎系インスパイア。
食券制&コール不要の初心者に優しいシステムでありながら、全マシの破壊力は本家に迫る満足度。
この記事では、実際に食べてわかった魅力を、スープ・麺・チャーシュー・野菜の構造まで徹底的に解説します。
つくばに“俺の生きる道”って店があるって聞いたんだがよ……。
なんだその名前は?人生相談でもしてくれんのか?
“俺の生きる道”ってのはな、オーション麺と非乳化スープ、それに肉塊チャーシューの三本柱で勝負するガッツリの二郎系だぜ。
相談じゃねぇ、腹で語るタイプの店だよ。
おぉ!二郎系のラーメン屋か!
じゃぁ“ニンニク入れますか?”の儀式はあんのか?
心配すんな。ここはコール不要だ。
食券で“野菜・ニンニク・アブラ”全部選べる。
初心者でも焦る必要はねぇし、ロットで急かされることもない。
ガツンと喰いたいやつも、様子見のやつも、全員受け止める懐のデカさがある店だぜ。
俺の生きる道 つくば店とは
店舗概要
つくば市吾妻3丁目に位置する「俺の生きる道 つくば店」は、TXつくば駅から車で数分、周囲に大学や研究施設が立ち並ぶエリアにある。店の外観はシンプルながら存在感があり、昼時には学生やサラリーマン、がっつり系を求める層で賑わう。
店内はカウンター6席、テーブル2名掛けが7卓、4名掛けが2卓と広く、合計で30席近いキャパシティ。グループでも訪れやすい配置となっている。駐車場は店舗前に完備されており、10台以上が停められるため、車利用でも安心だ。
支払いは現金のみ対応で、キャッシュレス非対応。入り口付近の券売機で食券を購入するシステムだが、一般的なラーメン店よりも効率化されており、
高速道路サービスエリアのような“システム化された空間”が印象的。電光掲示板で番号が呼ばれ、受け取りカウンターで自分のラーメンを受け取るスタイル。食べ終えたら返却口へ器を戻す完全セルフ型の動線が確立している。
店舗の背景・系列の成り立ち
「俺の生きる道」は、東京・志村坂上の名店「ラーメン富士丸」系列の流れを汲む二郎インスパイア系として知られる。富士丸の持つ“ジャンクさと繊細さの両立”を継承しつつ、各地で“俺の生きる道”ブランドを展開している。つくば店もその一角で、富士丸系のDNAを地方に持ち込みつつ、茨城らしいボリュームと自由度を打ち出した店舗だ。
スープは富士丸譲りの非乳化寄り豚骨醤油で、強いカエシと背脂のコクが特徴。麺もオーション粉を使用したゴワゴワ食感の極太麺で、まさに“食べる”ラーメン。富士丸系の原点である「野性味ある豚の旨み」と「食後に残る中毒性」をつくばの地で再現している。
この系列の魅力は、単なる模倣ではなく“食べ手の満足度”を徹底的に設計している点にある。太麺・非乳化スープ・背脂・厚豚という構成に加え、カエシの塩気と香味を巧みにバランスさせ、“暴力的な旨味”を成立させている。
初心者に優しい“コール不要”システムの魅力
多くの二郎系・富士丸系では、「ニンニク入れますか?」から始まる“コール文化”が初心者にはハードルになりがちだが、つくば店ではその概念を刷新している。
トッピングはすべて食券機上で選択可能。提供時にコールを叫ぶ必要がなく、購入時点で「野菜マシ」「ニンニク」「アブラ」などの内容を決定できるため、初訪でも焦ることがない。
また、提供形式も“ロット制”ではなく、食券番号順に呼ばれるシステム。つまり「急かされずに食べられる」環境が整っており、二郎系特有のプレッシャーが一切ない。
店内の案内も丁寧で、卓上にはカエシ・お酢・胡椒・一味が常備。味変を自由に楽しめる設計となっている。初心者でも迷わず、ベテラン勢も自分流のカスタマイズを楽しめる――そんな絶妙な“間口の広さ”がこの店の魅力だ。
店内の雰囲気と動線
「俺の生きる道 つくば店」の最大の特徴のひとつが、“セルフスタイルの効率化された店内動線”。
食券購入 → 電光掲示板で呼び出し → 受け取りカウンターでラーメンをピックアップ → 食後は返却口に返す――という流れは、まさにサービスエリアを思わせる仕組みだ。
テーブル配置も広く、客層の多様性に対応している。学生グループ、サラリーマン、家族連れなどが入り混じり、店内は常にエネルギッシュ。開店直後の11時にはすでに満席になることも多く、その人気ぶりが伺える。
BGMは控えめで、厨房からは寸胴の音と食器の触れ合う音だけが響く。スタッフの動きも無駄がなく、各工程がシステマティックに回っている。
この“機能美”が、二郎系の「豪快さ」とは別軸の魅力として際立っており、「食べる体験をストレスなく楽しませる」という現代型インスパイアの新しい形を提示している。
看板メニューと選び方
基本のラーメン(300g)と麺量の選択基準
「俺の生きる道 つくば店」の看板は、なんといってもラーメン(並/300g)。
これが店の“基準の味”であり、スープ・麺・チャーシュー・背脂のバランスが最も整った構成だ。
麺は極太のオーション麺。300gと聞くと一見多そうだが、茹で上がり後は食感が強く空気を含むため、見た目ほど重くはない。ただし、二郎系に慣れていない人には想像以上のボリュームなので、初訪時は注意したい。
麺量は注文時に変更可能で、少なめ(200g/150g)にも対応。女性客や初挑戦の方は、まず200g程度で全体のバランスを掴むのがおすすめ。
一方で、常連や“がっつり系”の人なら、300gでスープ・麺・野菜・アブラを満喫できる黄金バランス。
迷ったらまず「ラーメン(300g)」をベースに、自分の食べるスピードと満腹ラインを確認しよう。

今回注文した、俺道ラーメン300g+チャーシュー2枚+野菜マシ+にんにくマシ+アブラマシ別皿
厚豚マシ/麺マシ/生たまごなど豊富なトッピング
トッピングの自由度が高いのも「俺の生きる道」の特徴。
有料トッピングは食券機で選べる仕組みで、代表的なものは以下の通り:
- 厚豚マシ(+200円):文庫本級の厚さを誇る腕肉チャーシューが追加され、肉好きにはたまらない迫力。
- 麺マシ(+200円):最大1kgまで対応可能という驚異のボリューム。体力に自信がある人だけ挑戦を。
- 生たまご(+100円):醤油スープとニンニクのキレをまろやかにし、後半の味変に最適。
- ガリマヨ/うずら/辛ネギ/ネギ/味ネギ/コロチャー/チーズ:ジャンク感を引き立てるカスタム群。特にガリマヨは、非乳化スープに混ぜると一気に背徳的な香りが立ち上がる。
これらを組み合わせることで、ラーメンが“自分だけの仕様”に変化する。トッピングの方向性で、醤油寄り・脂寄り・マイルド寄りと自在に調整可能だ。
無料トッピング(野菜・ニンニク・アブラ)の“マシ/マシマシ”解説
無料トッピングはこの店の真骨頂。
他の二郎系と違い、食券機で全て選択できる「コール不要」システムを採用しているため、初心者でも安心してオーダーできる。
- 野菜:デフォルトでも十分な量だが、「マシ」で山型、「マシマシ」で標高が丼からあふれるレベル。茹でモヤシ中心でクタ気味、背脂やカエシが絡むと旨味が倍増。
- ニンニク:粗みじんで香りが強烈。スープの醤油ダレとぶつかることで、“暴力的”なパンチが生まれる。
- アブラ:背脂が別皿で提供される場合もあり、甘みとコクを加える“味の支柱”。
「マシ」は標準よりやや多め、「マシマシ」は限界突破級の盛り。
食券の段階で量を決めるため、提供時に焦る必要もない。
この“安心設計”が、初心者にとっての大きな魅力だ。
スープの特徴|豚骨醤油×低〜非乳化のキレ
豚骨醤油ベースの構造
「俺の生きる道 つくば店」のスープは、豚骨と醤油が共鳴する二郎インスパイアの中でも独自路線の味構成だ。
寸胴には豚骨・背ガラ・ゲンコツを中心とした動物系素材が惜しみなく投入されており、骨の旨味が濃厚に抽出されている。それでいて、仕上がりは白濁せず、むしろ透明感がある――これが最大の特徴。
一般的な“二郎系=ドロリとした乳化スープ”というイメージとは一線を画す。脂と出汁が分離気味で、骨由来のミネラル感と醤油の香りがくっきり立ち上がる。
飲み口は重たくなく、あくまで「キレ」が主役。
口に含んだ瞬間に骨の旨味が広がり、次いで醤油の深みが追いかけてくる――そんなリズム感を持つスープだ。
この構成は、富士丸系譜の非乳化技法の真骨頂。骨の“厚み”を出しながら、余計な油分をコントロールすることで、濃厚でありながらもすっきりとした飲み口を実現している。

乳化度の低さが生む“骨の野性味と醤油のキレ”
スープの乳化度は低〜非乳化寄り。つまり、脂と出汁が完全に混ざらず、うっすらと分離した状態で提供される。
そのため、レンゲを入れた瞬間にまず脂が舌を包み、その後ろから骨の旨味が追いかけてくる――まるで二段構成のような奥行きを持つ。
非乳化の利点は、骨の個性が生きることだ。
煮込みすぎずに“骨の輪郭”を残すことで、スープに野性味と厚みが生まれる。豚骨の臭みを適度に残しながらも、くどさがない。その微妙なバランス感こそが、俺の生きる道のスープを支えている。
実際に口にすると、最初に感じるのは「骨の旨みの直撃」。舌の両端に金属的なミネラル感が広がり、そこにカエシの醤油がスッと差し込んでくる。
“濃厚なのに軽やか”“ワイルドなのに飲みやすい”という二律背反を実現しているのが、この低乳化設計なのだ。
カエシ(醤油ダレ)の強い塩気と旨味
スープを支配するもう一つの柱が、強烈なカエシの存在感だ。
醤油の香りが立ち上がる瞬間から、口に含むと分かる“塩気の輪郭”。塩分濃度は高めだが、単なるしょっぱさではなく、豚骨出汁の旨味と背脂の甘みを際立たせるための設計された“塩気”だ。
醤油ダレはキリッとした濃口寄り。少量の甘味と深い香ばしさがあり、背脂と合わさることで、最終的には甘じょっぱい“旨辛ジャンク”な味わいに変化する。
このカエシが強いからこそ、オーション麺の小麦感にも負けない。
食後まで舌に残る塩の刺激が、“もう一口”を誘う中毒性を生む。
レビューにもある通り、「塩気・醤油感強め」という印象はまさに的を射ており、その力強さが“俺の生きる道”の根幹にある。
豚の骨と醤油ダレがぶつかり合いながら、絶妙な調和を作り出すこのスープは、まさに“暴力的な美学”と呼ぶにふさわしい。
背脂との相乗効果で生まれる“暴力的なのに雑じゃない”旨味
このスープの完成度を一段上げているのが、背脂(アブラ)の存在。
丼の中央、野菜の頂上に盛られる背脂は、単なる脂の塊ではない。
カエシをまとった背脂は、塩気と甘みを絶妙に混ぜ合わせ、スープ全体に厚みを与える役割を担っている。
食べ進めるうちに背脂がスープに溶け込み、次第に乳化度が上がっていく。
これにより、序盤は“切れ味重視”だったスープが、後半には“まろやかさ重視”へと変貌する。
つまり、一杯の中で「非乳化から軽い乳化への変化」を体験できる構造になっているのだ。

特筆すべきは、その旨味の質感。
背脂が溶け出してもスープがぼやけることなく、醤油の骨格をしっかり残しているため、“暴力的なのに雑じゃない”印象を与える。
背脂の甘み、骨の旨み、醤油の塩気――三者が拮抗しながら、口の中で高密度に混ざり合う。
この緊張感こそ、「俺の生きる道 つくば店」のスープが放つ中毒性の正体だ。
麺の特徴|オーション100%が生む“ゴワムチ×噛み締め系”食感
オーション100%の力強い小麦感
「俺の生きる道 つくば店」の麺は、オーション100%使用という明確なアイデンティティを持っている。
二郎インスパイア系でよく使われる粉だが、100%配合を採用している店舗は限られ、これが“強すぎるほどのコシ”と“ゴワッと噛み締めるワイルドさ”を生み出している。
オーションはタンパク質量が高く、製粉時の粒度も粗め。そのため、茹で上がり後でもグルテンの弾力が際立ち、噛んだ瞬間に“ムギッ”とした抵抗感と小麦の香りが鼻に抜ける。
一口すすっただけで、「あ、この店の麺は主役だ」と分かるほど存在感が強い。
平打ち+太縮れ麺という“暴食仕様”の形状
麺の形状は平打ち×太×縮れという、極めて攻撃的な構成。
幅も厚みも十分あり、持ち上げた瞬間にずっしりと重みを感じる。箸がしなり、丼の底から麺を引っ張り出すようにして食べる感覚が楽しい。
縮れがあるため、非乳化のスープや背脂をしっかりまとい、麺の表面に醤油の香りと脂の甘みが絡みつく。
平打ちの部分は噛み締めたときの“ムチッ”とした反発力があり、縮れ部分はスープを抱えて口まで運ぶ“担い手”として機能する。
この形状は、富士丸系譜らしい「食べ応え」と「暴力的な持ち上げ感」を実現するための設計。
麺一本の存在感が圧倒的で、たった数本食べただけでもラーメンの性格を理解できるほどだ。

小麦の香りがスープを押し返すほど強い
実際に食べてみると分かるが、この麺は“香りの圧”が非常に強い。
非乳化スープはキレがあって醤油の存在感も強烈だが、それでも麺の小麦香は負けない。
噛んだ瞬間にふわりと鼻腔へ抜ける、あの香ばしくて粗い粉の香りが、この一杯の“中毒性”を作っている。
特にスープに潜らせてから食べると、
- まず醤油の香り
- 次に骨の旨味
- 最後に小麦の香気
この順で立ち上がり、まるで三重奏のような立体的な味わいになる。
麺単体でも旨く、スープと合わせても際立つ。
この“独立しつつ調和する”麺の存在感が、俺の生きる道の麺を特別なものにしている。
太麺×非乳化スープという“矛盾の調和”
あえて非乳化スープと太麺を合わせている点も重要だ。
通常、濃厚ドロ系スープは太麺と絡むが、非乳化はさらっとしているため絡みにくい。
だが「俺の生きる道」では、麺の縮れと平打ちの構造、そして背脂が“橋渡し役”となり、この矛盾を完全に調和させている。
麺の重さとワシワシ感が、スープの鋭いキレをしっかりと受け止め、最後に背脂が全体を丸める――
まさに「計算されたワイルド」。
このバランスを味わうと、ただの二郎インスパイアではないことがはっきり分かる。
チャーシュー(豚)の特徴|腕肉の豪快“肉塊”
腕肉を使う理由(赤身の旨味×食べ応え)
「俺の生きる道 つくば店」のチャーシューは、バラや肩ロースのような“とろけ系”ではなく、腕肉(うでにく)を選んでいる。この選択がまず他店との大きな差別化だ。
腕肉は赤身が中心で、筋繊維がしっかりしており、脂の入りは控えめ。だからこそ、煮込めば煮込むほど“肉本来の旨味”がはっきりと抽出される。
あなたの実食感想にもある通り、赤身主体の肉はスープとの相性がよく、煮汁に浸されることで肉自体がさらに旨味を吸い込む構造になる。
豚骨醤油スープの塩気・背脂の甘み・骨の野性味をまとった腕肉は、「肉を食べている」という満足感を強烈に与えてくる。
脂が主役のチャーシューではなく、“肉の旨味そのもの”を楽しむためのチョイスと言える。
親指級の厚切りが生む“肉を食う爽快感”
チャーシューは親指ほどの厚みがあり、箸で持ち上げただけで重量感が伝わる。
食べる前から「これは肉塊だ」と思わせる迫力。丼の中でひときわ存在感を放ち、見た目からして豪快そのものだ。

この厚さがもたらすのは、ただのボリュームではない。
噛み込んだときの“抵抗感”がクセになる。表面はスープを吸ってしっとりとしながら、中は噛むほどに肉汁がじわじわと滲み出る。
まさに“肉を食う爽快感”。
薄切りのチャーシューでは決して得られない感覚で、スープの強さに負けない圧倒的な肉の存在感がある。
これが二郎系のラーメンに乗ることで、豪快な麺と野菜の山、背脂の濃厚さに並ぶ「第三の主役」として成立している。
噛むほど旨味が滲む赤身主体の味わい
腕肉チャーシューは、脂の甘みより、赤身ならではの“旨味の滲み出し方”が魅力だ。
噛み始めはややしっかりとした食感があり、繊維が歯を押し返す。その次の瞬間、肉の内部に残った水分と脂がじゅわっと広がり、豚本来の香りと旨味が口に溶け出す。
あなたが実際に感じたように、スープを吸った部分は味が濃く、中心部分は素材の旨味がダイレクトに感じられる。
この“味のグラデーション”こそが腕肉チャーシューの醍醐味だ。
非乳化スープと赤身は非常に相性がよく、豚骨のミネラル感や醤油のキレが赤身の味を押し上げる。
その結果、「重いのに食べやすい」という不思議なバランスに落ち着いている。
これはトロトロ系チャーシューでは実現できない、腕肉ならではの味の構造だ。
基本情報まとめ

| 店舗名 | 俺の生きる道 つくば店 |
| 住所 | 茨城県つくば市吾妻3丁目12−1 |
| 営業時間 | 11:00〜24:00 |
| 休業日 | 不定休 |
| 駐車場 | 駐車場13台 |
| 座席数 | カウンター席:6席 テーブル席(2人掛け)7卓 テーブル席(4人掛け)2卓 |
| 支払方法 | 現金のみ、キャッシュレス決済不可 |
| 関連ページ | X(旧Twitter)公式アカウント https://x.com/0remiti_tukuba |
まとめ|“ジャンクだけど雑じゃない”一杯
初心者でも入りやすく、コアなファンも唸る──黄金構成が生む完成度
「俺の生きる道 つくば店」の魅力は、一言で言えば “ジャンクだけど雑じゃない”。
二郎インスパイアというジャンルが持つワイルドさ・豪快さをしっかり備えつつ、味の組み立てや動線の設計は驚くほど丁寧で、初めて二郎系を食べる人でも安心して楽しめる。
まず、二郎系でハードルになりがちなコール(ニンニク入れますか?)が不要という時点で、初心者への優しさが際立つ。食券の段階でトッピングが完結し、注文時に焦ったり戸惑ったりする場面が一切ない。さらに、サービスエリアのようなセルフオペレーション型の店内は、動線が明快でストレスがない。ラーメンに集中できる環境が整っている。
味の構造はさらに魅力的だ。
オーション100%の極太麺 × 非乳化豚骨醤油スープ × 親指級の腕肉チャーシューという黄金の三角形が、他店では代替できない存在感を放っている。
低〜非乳化のスープはキレ重視で、醤油の香りと骨の旨味が直に伝わる。そこに山盛りの野菜が塩気を和らげ、カエシをまとった背脂が甘みとコクをブーストする。極太のオーション麺は噛むたびに香ばしさが広がり、ワシワシ感とムチムチ感が背徳の快感を生む。チャーシューは腕肉特有の“噛むほど旨味が染み出す”赤身主体の肉質で、厚切りならではの豪快さが満ちている。
それらが丼の中で四位一体となり、ジャンクなのに不思議と調和が取れた完成度を実現している。
暴力的なのに繊細、攻撃的なのに優しい、力強いのに飲みやすい──そんな相反する魅力が同居しているのが、この一杯だ。
そして何より、つくばエリアで“ガッツリ系”を求めるならこの店を外す理由がない。
量・味・構造・使いやすさのバランスが群を抜いており、全マシで挑む上級者も、小ラーメンで様子を見る初心者も、どちらも気持ちよく完食できる。食後には「また来たい」と素直に思わせる中毒性がある。
つくばで二郎インスパイアを語るなら、まずはここから。
ジャンクを極めながら、雑さゼロ。
“俺の生きる道”は、まさに 理性と本能が共存するガッツリ系の完成形 といえる一杯だ。


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