つくば市・天久保の人気ラーメン店「異国龍」。
本記事では、看板メニューの超二郎を中心に、背脂の甘さが特徴的な乳化豚骨スープ、ワシワシ太麺、柔らかいバラチャーシューなど、味の特徴を詳しくレビューする。
つくばで二郎系ラーメンを探している人や、異国龍の超二郎が気になる人に向けて、実食レポートとしてまとめた。
つくばの天久保にある“異国龍”って何系ラーメンなんだ?
おお!あそこは二郎系など様々なもんあって
超二郎ってメニューもあるからオススメだぜ!
超二郎って、背脂ゴリゴリの重いやつなのか?
違ぇよ。
背脂と豚骨を炊き込んだ微乳化スープで
“甘みと旨味で食わせる二郎”だぜ。
異国龍とは?|つくば・天久保で愛される多国籍ラーメン×二郎系
店舗の場所|天久保の中心地・駐車場もしっかり完備
異国龍があるのは、つくば市のラーメン激戦区・天久保2丁目。
つくば大学からも徒歩圏内で、周辺には飲食店・学生向けアパートが多く、夜でも安心して立ち寄れるエリアです。
- 住所:つくば市天久保2丁目20-7
- 駐車場:店前に6台+店舗裏に4台の計10台ほど確保
- アクセス:つくば駅から約1.7〜2km、車や自転車が便利
学生街の中心にありながら、しっかり駐車場があるのはポイント。車利用のラーメン巡り派にとっても嬉しい立地です。
店舗の雰囲気|学生・研究者・外国人が集まる“多国籍な空気感”
異国龍は店名のイメージ通り、客層がとても多国籍なのが特徴。
つくばは研究都市という土地柄、大学生だけでなく外国人研究者・留学生も多く、店内は自然と国際色豊かな雰囲気になります。
- 日本語/英語/タガログ語に対応しており、初来店でも安心
- カウンター6席+テーブル席のこじんまりした造り
- 店主の接客は丁寧で、気張らず入れる“町のラーメン屋”感が強い
二郎系のガッツリ店にありがちな“敷居の高さ”はなく、女性客や外国人でも入りやすい雰囲気が整っています。

どんなラーメンが揃う?|二郎系から担々まで振れ幅の広いラインナップ
異国龍最大の魅力は、なんといってもメニューの振れ幅の広さ。
一般的なラーメン店なら専門性を絞るところを、異国龍はあえて複数ジャンルを高いレベルで展開しています。

主力は「二郎系シリーズ」と「異國担々麺」
龍二郎(標準二郎系)
豚の甘みが際立つ微乳化スープ。大盛無料でコールも可能 → 初心者でも入りやすい。
超二郎(上位版)
厚さ3cm級のバラロールチャーシューが鎮座。味濃いめ・脂多めでインパクト特化型。
異國担々麺
胡麻・チーズ・自家製辣油が織り成す濃厚クリーミー系。辛さよりコク重視で女性人気も高い。

今回注文したラーメンは、超二郎(ニンニク、アブラマシ)。
スープの特徴|“脂の甘み”が主役の微乳化豚スープ
超二郎のスープは、二郎系に多い“塩分で攻めるタイプ”ではなく、
豚骨の旨味と背脂の甘みを主軸にした、まろやかな微乳化スープが特徴となっている。
レンゲにすくっただけで分かる乳化の進み具合に加え、味わいには丸みが強く、口当たりも優しい。
一口飲むと、背脂とカエシの奥に味醂を思わせる甘みがふっと立ち上がり、しっかり炊き込んだ豚ガラの深みと調和する。
背脂に触れる部分は特に甘みが強く、脂そのものの旨味が鮮明に感じられるのが印象的だ。

なぜ甘く感じるのか?
● ① 豚脂/背脂の甘みが溶け出す“微乳化スープ”
超二郎のスープは、豚ガラと背脂を丁寧に炊き込むことで自然な甘みがスープ全体に広がる構造になっている。
乳化が進んだスープは、脂の角が取れ、まろやかで丸い甘味が生まれやすい。
特に背脂は、溶け出した部分が甘みを多く含むため、
ひと口目から“優しい甘さ”が印象に残る。
● ② カエシが控えめで塩分が尖らない → 脂の甘さが際立つ
この店の二郎系は、醤油ダレ(カエシ)の塩分が過度に強調されない。
塩味のエッジが穏やかなぶん、
脂の甘み・豚骨の旨味が前面に出る構成になっている。
背脂にかけられたタレも角がなく、全体として“攻撃性”より“やさしさ”が勝つ味わい。
その結果、脂の甘みが際立ち、スープ全体を柔らかい印象へと導く。
● ③ 温度・脂量で甘さの感じ方が変わる
背脂は、量や温度によって甘みの出方が大きく変わる素材。
アブラを増やすと脂の層が厚くなり、
甘さ・コク・まったり感 が強く感じられる。
温度が高い状態ほど背脂がスープに溶け込み、
自然な甘さがよりはっきりと立つ。
特に背脂そのものを口にした時の甘みは顕著で、
“甘く感じた部分は背脂”という印象につながりやすい。
麺の特徴|ワシワシしつつ啜りやすい“絶妙バランスの太麺”
超二郎の麺は、いわゆる“二郎系らしいワシワシ食感”を持ちながら、
見た目ほどのゴツさを感じさせない、非常に扱いやすい太麺が使われている。
加水率はやや低め寄りで、小麦の密度がしっかり詰まっているため、噛むほどに旨味が広がる。
一方で、麺表面には適度なつるみがあり、二郎系特有の「啜りにくさ」はほとんどない。
実際の食感は、
- ワシワシと噛み応えがある
- ウェーブが少なく、すすりが軽い
- 乳化スープをしっかり抱え込む
という、二郎系と中華麺の“良いとこ取り”のようなバランス。

噛むと小麦の香りが立ち、
啜ると乳化スープの甘みと豚骨のコクがまとわりつく。
重すぎず、軽すぎないちょうどいい太麺で、最後まで食べ疲れしないのが魅力だ。
チャーシューの特徴|醤油タレが染みた柔らかバラ肉
超二郎に乗るチャーシューは、厚みのあるバラ肉系。
しっかり脂を含んでいながら、脂の“重たさ”より“甘み”が印象に残るタイプで、
二郎系のワイルドな塊肉とは少し違う、どこか上品さを持った仕上がりになっている。
味の主軸は、香ばしい醤油ベースのタレ。
旨味の層が深く、スープと調和しながらも単体で食べても満足感が強い。
特徴を挙げると、
- しっとり柔らかい
- 脂身は甘くジューシー
- 醤油ダレの旨味がしっかり染みている
- ご飯にも合わせたくなる味の濃度
という構成。
噛んだ瞬間にタレの香りとバラ肉の甘みが溶け合い、
超二郎のスープとも相性がよく、「肉を食べている」という満足感を素直に味わえる。

二郎系らしい量と存在感を持ちながら、
重さより“旨さ”が前に来る、非常に丁寧なチャーシューと言える。
野菜の特徴|シャキシャキもやしが濃厚スープに切れ味を与える
超二郎のボリューム感を支えるもう一つの重要な要素が、山盛りにのせられた野菜。
中心となるのは もやし で、キャベツは控えめ。
全体として軽やかで、食べ進める中でメリハリの役割を果たしてくれる。
特筆すべきは、もやしの シャキッとした食感。
火の通し方が絶妙で、水分量をしっかり保ちながらも、過度にベチャつかず、噛んだ時の“瑞々しさ”がしっかり残っている。
実際に食べた際にも、
- 「シャキシャキで瑞々しい」
- 「濃厚スープに対して、もやしの清涼感がシャープさを生む」
という印象が強く残る。
乳化スープや背脂の甘さが主体の一杯において、
このシャキッとしたもやしが“味の切り替え役”になり、
重さを抑え、最後まで飽きさせない重要なポジションを担っている。
野菜が生む“味変のリズム”
濃厚なスープと背脂の甘み、ワシワシ麺、醤油タレの効いたチャーシュー。
これらの強い要素が組み合わさる中で、もやしの存在は以下のような働きを持つ。
① 重さをリセットする“清涼ポイント”
背脂の甘みが強い一杯ほど、もやしの水分感が心地よく、
スープの濃厚さと程よい対比をつくる。
② 食感のアクセント
ワシワシ麺の強さに対して、もやしの軽さがリズムを作り、
食べ進めても単調にならない。
③ ニンニク・背脂との相性が抜群
ニンニクの辛味と背脂の甘みに、もやしのシャキ感が加わることで、
味の輪郭がぐっと立ち上がる。
店舗情報まとめ

| 店舗名 | ラーメン異国龍 |
| 住所 | 茨城県つくば市天久保2-20-7 |
| 営業時間 | 11:30~14:30(Lo.14:15) 17:30~21:00 |
| 休業日 | 月曜日、第二火曜日 |
| 駐車場 | 駐車場12台ほど |
| 座席数 | カウンター席:6席 テーブル席(4人掛け)1卓 |
| 支払方法 | 現金のみ、キャッシュレス決済不可 |
| 関連ページ | X(旧Twitter)公式アカウント https://x.com/ikokuryu?lang=en&utm_source=chatgpt.com https://www.instagram.com/_ikokuryu/?utm_source=chatgpt.com |
まとめ|“甘み×豚骨×背脂”が作る異国龍らしい超二郎
超二郎は、二郎系の枠に収まりつつも、どこか“異国龍らしさ”が強く感じられる一杯だった。
最大の特徴はやはり、豚骨と背脂の甘みを軸に据えた乳化スープ。
カエシが尖りすぎず、塩分よりも旨味と甘味が優先して立ち上がるため、
ガッツリ系でありながらどこか“優しさ”を持った味に仕上がっている。
スープの個性に寄り添うように、麺はワシワシ系ながら啜りやすく、
噛むほどに小麦香が立つ太麺は、まったりした乳化スープをしっかりと持ち上げる。
チャーシューは醤油ダレが染みた柔らかなバラ肉で、脂の甘さと香ばしさが共存し、
スープと合わせても単体で食べても満足度が高い。
そして、濃厚な構成の中で重要な役割を果たすのが野菜だ。
シャキシャキのもやしが背脂の甘みと豚骨のコクに“切れ味”を与え、
重くなりすぎることなく、一杯としての調和を整えている。
甘みのある背脂 × しっかり乳化した豚骨 × 優しいカエシ
これらが重なり合うことで、一般的な二郎系とは異なるベクトルの「旨甘い超二郎」が成立している。
パンチよりも深みとまろやかさが際立ち、がっつり系を普段食べない人にも印象が良い味わいだ。
天久保という土地柄、学生から研究者、外国籍の客まで幅広い層が訪れる店だが、
この“甘み×豚骨×背脂”の組み合わせは、多様な舌にフィットする絶妙なバランスを持っている。
食べ終えた後に残るのは、
攻撃的な二郎系の“疲労感”ではなく、
旨味と甘味の余韻が心地よく残る満足感。
異国龍の超二郎は、単なる重さではなく、
“美味しさの厚み”で勝負する、独自性の高い一杯だと言える。

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