【喜元門 つくば】真空そばと選べる5種チャーシューが魅力!サイエンス通り店を徹底レビュー

魚介豚骨

【喜元門 つくば】を徹底レビュー!サイエンス通り店は、濃厚魚介豚骨スープの「真空そば」と選べる5種のチャーシューが人気のラーメン店です。自家製麺との相性抜群な一杯に加え、まかない丼や餃子などサイドメニューも充実。つくばのラーメン激戦区で注目される喜元門のおすすめポイントを実食レポートで紹介します。

おう!おやっさん!最近つくばで評判の“喜元門”って店があるって聞いたんだが、どんな店なんだ?

ああ、喜元門な。つくばでも屈指の人気ラーメン屋だ。真空調理で旨みを閉じ込めた“真空そば”が看板メニューでな、豚骨・鶏・魚介を合わせた濃厚スープが自慢なんだわ。

真空調理?なんか宇宙みてーなすげぇ響きだな。どんな味なんだ?

一口飲めば分かる。ポタージュみてぇにとろっと濃厚なのに、醤油ダレで後味はすっきり。魚介の風味も強めに効いてて、刻み玉ねぎのシャキシャキがアクセントになるんだ。重そうに見えて意外と飲みやすいんだぜ。

喜元門とは?

サイエンス通り店と研究学園店

喜元門はつくば市内に2店舗を構える人気ラーメン店。研究学園店は2012年にオープンした本店で、その翌年にサイエンス通り店が開店しました。
研究学園店はTX「研究学園駅」から徒歩圏内とアクセス抜群。サイエンス通り店は駐車場が約26台分と広く、車で訪れる人に便利です。

店内の雰囲気

サイエンス通り店の店内は、カウンター6席、1人用テーブル4席、4人掛けテーブル5卓、6人掛けテーブル3卓とゆとりある造り。座敷席もあり、子連れやグループ利用にも適しています。
訪問した18時頃にはカウンターやテーブル席がすでに満席で、人気ぶりを実感しました。

喜元門のスープの特徴

真空調理で旨みを凝縮

喜元門の看板メニューである「真空そば」は、その名の通り真空調理で豚骨・鶏・魚介の旨みを余すことなく引き出した一杯です。真空鍋で丁寧に煮出されたスープは、素材の持つ旨みを逃さず凝縮し、濃厚でありながら雑味のない仕上がり。レンゲを口に運ぶと、ポタージュのようにとろりとした濃度を感じつつ、魚介の香りがふわりと広がり、さらに醤油ダレが全体をきりっとまとめてくれるので、不思議と飲みやすさもあります。

魚介の風味が立つ豚骨スープ

実際に味わってみると、魚介がしっかりと効いた豚骨スープは重厚感がありながらもくどさはなく、魚粉のザラリとした舌触りがスープに深みを与えていました。さらにトッピングの刻み玉ねぎがみずみずしく、シャキシャキとした食感と口の中に広がる清涼感が、濃厚スープに新鮮なインパクトをプラス。箸を進めるごとに、濃厚さと爽やかさのコントラストを楽しませてくれます。

まさに「濃厚なのに飲みやすい」という表現がぴったりで、ひと口ごとに喜元門らしい丁寧な仕事と個性が伝わってくるラーメンでした。選んだバラチャーシューとも相性抜群で、ホロホロと崩れる肉の旨みとスープの重厚感が合わさり、最後まで飽きることなく楽しめる一杯です。

喜元門の麺の特徴

自家製の中細平打ち麺

喜元門の真空そばに合わせられているのは、自家製の中細平打ち麺です。ひと口すすった瞬間に伝わってくるのは、パツッと歯切れのよい食感。細めながらも存在感があり、しっかりとしたコシを感じさせてくれます。その一方で、噛み進めるとモチモチとした弾力も顔を出し、硬さと柔らかさのバランスが絶妙。

特に印象的だったのは、濃厚な真空スープとの絡み具合。ポタージュのようにとろみのあるスープをしっかり持ち上げ、口の中に広がる魚介と豚骨の旨みを余すことなく伝えてくれます。すすり上げるたびにスープの香りと旨みが一体となり、麺の存在感をさらに引き立てていました。

また、時間が経ってものびにくく、最後の一口まで食感が損なわれないのも自家製麺ならではの強み。スープと麺、双方の良さを引き出し合う関係性は、まさに「計算し尽くされた組み合わせ」だと感じました。

食感のバランス

実際に食べてみて強く印象に残ったのは、麺の食感バランスの良さでした。ひと口目から伝わるのは、パツパツとした小気味よい歯切れ。噛むたびに感じられるコシはしっかりとしていながら、同時にモチモチとした弾力も備えており、硬さと柔らかさが絶妙なハーモニーを奏でています。

特に真空そばの濃厚スープと合わせると、この食感がより際立ちます。スープをたっぷり纏った麺をすすり上げると、スープの旨みと麺の存在感が同時に押し寄せ、噛み進めるほどに一体感が増していきました。まるで麺がスープを引き立て、スープが麺を活かしているような関係性です。

さらに嬉しいのは、時間が経っても伸びにくい点。最後の一口まで食感の変化が少なく、濃厚スープに浸かっていてもダレない強さが感じられました。そのため、夢中で食べ進めても飽きがこず、最後まで美味しく楽しめるのです。

まさに「硬さと弾力の黄金比」を実感できる一杯。自家製麺だからこそ実現できる、計算された仕上がりだと感じました。

喜元門のチャーシューの種類と特徴

選べる5種類のチャーシュー

喜元門の大きな魅力は、ラーメン1杯につき好みのチャーシューを選べること。ラインナップは以下の通りです。

  • ローストチャーシュー:肉の旨みをダイレクトに感じる
  • 炭火焼きチャーシュー:香ばしくジューシー
  • 直火燻製チャーシュー:スモーキーで深い味わい
  • 低温チャーシュー:しっとり柔らか
  • バラチャーシュー:脂の甘みが楽しめる

実食した「バラチャーシュー」

バラチャーシューの魅力

喜元門の大きな特徴のひとつが、5種類のチャーシューから好みを選べるスタイルです。炭火焼き、直火燻製、低温、ロースト、そしてバラチャーシュー。どれも個性豊かで、訪れるたびに違う味わいを楽しめるのが魅力です。

今回選んだのは「バラチャーシュー」。丼に乗せられた瞬間から、脂身と赤身のバランスが美しい仕上がりに食欲をそそられます。ひと口頬張ると、その柔らかさに驚かされました。ホロホロと崩れる食感でありながら、決して脂っこさは感じさせず、むしろジューシーさと軽やかさが共存しています。

さらに印象的だったのが、口の中に広がるビターでスモーキーな余韻。直火で焼かれたことで生まれる香ばしさが濃厚スープに溶け込み、ひと口ごとに奥行きのある味わいを楽しませてくれました。濃厚な真空スープと合わせても負けることなく、むしろ相乗効果でラーメン全体の完成度を高めています。

スープ、麺、そしてチャーシュー。この三位一体のバランスを体感すると、「今日はどのチャーシューにしようか」と毎回迷ってしまう理由がよくわかります。バラチャーシューはその中でも、特に濃厚系スープと相性抜群の一枚だと感じました。

喜元門のサイドメニュー

背徳感MAX!スープをかけて完成する究極のまかない丼

喜元門の魅力はラーメンだけにとどまらず、サイドメニューの完成度も高いこと。その中でも特に人気を集めるのが「まかない丼」です。もともとはスタッフのまかないから生まれた一品で、白いご飯の上にゴロゴロとしたチャーシューが贅沢に盛られ、その上からマヨネーズが掛かったシンプルながらインパクトのある丼ぶり。注文時に「マヨネーズはあり・なし」を確認してくれるのも嬉しい気配りです。

ひと口頬張れば、コロチャーシューのジューシーな旨みとマヨネーズのコクが絶妙に絡み合い、濃厚ながらご飯がどんどん進む後引く美味しさ。ラーメンのスープと合わせても負けない存在感で、サイドメニューでありながらしっかりと満足感を与えてくれます。実際に私が食べたときは、半分ほどそのまま楽しんだ後に、レンゲで真空そばの濃厚スープをかけ流してみました。すると背徳感たっぷりの一杯へと変貌し、旨みとコクが一体化した至福の味わいに。思わず笑みがこぼれるほどの完成度で、ラーメンと合わせて楽しむことで新しい美味しさが広がります。

「まかない丼」は単なるサイドではなく、喜元門のラーメン体験をさらに奥深くしてくれるもう一つの主役。ラーメンを食べに訪れたなら、ぜひ一度は合わせて味わってほしい、満足感抜群のおすすめメニューです。

アクセスと店舗情報

店舗名喜元門(きげんもん)
住所茨城県つくば市上横場273-6
営業時間11:30~14:30
17:30~22:00
時短営業時は20:00までに来店
休業日基本的に無休(不定休の場合あり)
駐車場26台程度
座席数カウンター席:6席
テーブル席(4人掛け)5卓
テーブル席(6人掛け)3卓
関連ページX(旧Twitter)公式アカウントhttps://x.com/kigenmon_med
Instagram公式アカウント
https://www.instagram.com/kigenmon.official/

まとめ

つくばのラーメン激戦区で不動の人気を誇る「喜元門」。看板メニューの真空そばは、豚骨・鶏・魚介の旨みを真空調理でぎゅっと閉じ込めた、濃厚でありながら飲みやすい唯一無二の一杯です。自家製の中細平打ち麺はパツパツとした歯切れとモチモチ感が同居し、ポタージュのように濃厚なスープをしっかりと持ち上げる。その食感と一体感は、一度味わえば忘れられません。さらに5種類から選べるチャーシューは、毎回違う組み合わせで楽しめる贅沢さがあり、濃厚スープに寄り添うバラチャーシューや炭火焼きの香ばしさなど、それぞれが完成度の高い逸品。

そして、ラーメンを支えるサイドメニューも侮れません。背徳感あふれるまかない丼、香ばしい餃子、ピリ辛の辛肉ごはんと、どれも思わず追加注文したくなる魅力があります。店内は広々としており、家族連れから一人ラーメンまで気軽に楽しめる雰囲気。夕方にはすぐ満席になる人気ぶりも、この店が愛されている証拠でしょう。

「今日はどのチャーシューにしようか」「次はどのメニューを試そうか」と訪れるたびにワクワクできる喜元門。つくばに来たならぜひ足を運んでほしい、何度も通いたくなる名店です。

心に響く一杯を

おうっ!今日の一杯はどうだった?
どんなラーメンでもよ、人それぞれ趣味嗜好はバラバラだよな。
それでも心に残ったんなら、お店に足を運び出来立ての一杯を味わってもらうのが最も理想的だ。
一杯のラーメンが疲れた心身を癒やして家族や仲間との食卓に笑顔をもたらしてくれればいいよな。

宅麺

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