【牛久 麺匠ことぶき】濃厚鶏白湯塩そば!自家製麺と炙りチャーシューが絶品

鶏白湯

牛久のラーメン好きなら一度は名前を聞いたことがある名店「麺匠ことぶき」。
看板の濃厚塩そばは、とろみのある鶏白湯スープにアサリ出汁の旨味が重なり、香ばしいマー油の香りがふわりと鼻を抜ける至福の一杯。自家製中太麺のモチモチ感と、炙り豚バラのスモーキーな香りが合わさる瞬間、思わず笑みがこぼれるほどの満足感に包まれます。食べ終わる頃には、「また来たい」と自然に思わせてくれる──そんな魅力が詰まった一軒です。

牛久に“ことぶき”って店があるって聞いたんだけどよ、そんなにウマいのか?

フッ、聞いたことがねぇとはモグリだな。2014年からこの土地でずっと湯気を上げ続けてる、鶏白湯の名店だぜ。

でも鶏白湯って、どこも似たようなもんじゃねぇの?

甘く見るなよ。
ことぶきのスープはな、鶏ガラ・モミジ・豚足・背ガラを骨の芯まで炊き込んで、旨味を余すとこなく引き出してる。とろっとしたコラーゲンの濃厚さがありながら、アサリの出汁とニンニク塩ダレでキレが出るんだ。マー油が香りの爆弾みてぇに効いて、レンゲ止まんねぇぞ。

「麺匠ことぶき」とは

地元に愛される一軒、2014年創業の実力派

茨城県牛久市に店を構える「麺匠ことぶき」は、2014年の創業以来、地元のラーメンファンから厚い支持を集め続けてきた人気店です。派手な宣伝や大手チェーンのような展開こそありませんが、口コミだけでその評判が広がり、今では県外から足を運ぶファンも珍しくありません。

店舗はカウンター7席・4名掛けテーブル3卓と、こぢんまりとした落ち着きのある空間。初めてでも入りやすく、ひとり客から家族連れまで幅広い層が訪れます。駐車場も完備されており、車でのアクセスも安心です(※電子マネー非対応のため現金を準備しておくと安心)。

一番の魅力は、常連客が口を揃えて絶賛する“味の安定感”と“完成度の高さ”。開店当初から続く看板メニュー「濃厚塩そば」は、鶏の旨味を極限まで引き出した濃厚な一杯で、地元のラーメン文化を語るうえで欠かせない存在となっています。派手な演出ではなく、確かな技術と丁寧な仕事で勝負する──そんな職人肌の一杯が、ことぶき最大の魅力です。

店主の想いと“濃厚鶏白湯”へのこだわり

「麺匠ことぶき」の店主が目指したのは、ただ“濃いだけ”ではない、旨味と香りの層が幾重にも重なる鶏白湯。オープン当初からその理想を追い求め、鶏ガラ・モミジ・豚足・背ガラをじっくりと煮込むことで、骨の髄から旨味を抽出したクリーミーなスープを作り上げてきました。

ただ濃厚にするだけなら簡単ですが、店主が重視しているのは「飽きずに最後まで飲み干せる味」。そのために、アサリ出汁による奥行きと、ニンニクを漬け込んだ特製塩ダレのパンチを組み合わせ、濃厚ながらもキレのある一杯へと仕上げています。さらに仕上げには香ばしさを引き立てるマー油(焦がしニンニク油)をひとまわし。スープの香りと味に深みが生まれ、一口ごとに新しい表情を見せてくれます。

店主はスープ作りを「店の核」と捉え、毎日の仕込みにも一切の妥協を許しません。素材の状態や火加減、煮込み時間に至るまで、微細な変化に目を配りながら最高の状態を追求。その職人気質な姿勢が、ことぶきの味を何年経っても色褪せさせない理由なのです。

看板メニュー『濃厚塩そば』

リピート必至!ことぶきの代名詞的メニュー

「麺匠ことぶき」に初めて訪れるなら、まず食べてほしいのが看板メニューの濃厚塩そばです。

創業当初からの定番であり、今なお多くの常連が毎回注文する“ことぶきの顔”とも言える一杯。初めて食べた瞬間の衝撃が忘れられず、通うたびに「やっぱりこれ」と選んでしまうファンが後を絶ちません。

その魅力は、一口目から感じる圧倒的な旨味と、重厚でいてクドさを感じさせないバランス感。濃厚系ラーメンにありがちな“重たさ”を見事に解消し、スープ、麺、具材のすべてが一体となった完成度は、初心者から上級者まで満足できる仕上がりです。

「ことぶきに来たら、まずは塩そばから」。そう言われる理由が、ひと口すすればすぐにわかるはずです。

濃厚×香ばしさ×旨味の三拍子が揃った完成度

『濃厚塩そば』の最大の魅力は、“濃厚・香ばしさ・旨味”の三拍子がすべて高次元で融合していることです。

スープは鶏ガラ・モミジ・豚足・背ガラをじっくり煮込んで旨味を極限まで引き出した濃厚鶏白湯。まろやかでクリーミーな口当たりが特徴で、鶏のコクが舌全体を包み込みます。ここに加わるのが、アサリ出汁と特製塩ダレ。海の旨味とニンニクのパンチが、濃厚な鶏の土台に深みと切れ味をもたらしています。

そして仕上げには、香ばしさとほろ苦さを添えるマー油(焦がしニンニク油)。このひと手間が、スープに重層的な香りを与え、口に含んだ瞬間の印象をさらに引き上げます。

濃厚でありながら重たすぎず、香ばしく奥行きがあり、最後まで飲み干せる──。この三要素のバランスこそが、『濃厚塩そば』が“ことぶきの代名詞”と呼ばれる理由です。

スープ|鶏と貝の旨味が織りなす濃厚鶏白湯

鶏ガラ・モミジ・豚足・背ガラを煮込んだまろやかベース

「麺匠ことぶき」のスープを語るうえで欠かせないのが、骨の髄まで旨味を抽出した濃厚鶏白湯ベースです。鶏ガラを中心に、モミジ(鶏の足先)、豚足、背ガラといった複数の素材を丁寧に煮込み、旨味・コラーゲン・ゼラチン質をじっくりと引き出しています。

長時間の炊き出しによって生まれるスープは、見た目からして白く濁った濃厚な仕上がり。レンゲを口に運ぶと、とろみのある舌触りとともに、鶏本来の深い旨味が舌全体を包み込みます。さらに、鶏油のまろやかさと豚のコクが加わることで、奥行きのある味わいが完成。濃厚ながらも雑味がなく、思わず何口も飲みたくなる“飲ませるスープ”です。

このベースがあるからこそ、ことぶきのラーメンは一口目から印象的で、食べ進めるほどに旨味の深さを感じることができます。

アサリ出汁と特製塩ダレが生み出す深みとパンチ

重厚な鶏白湯を支えるのが、アサリ出汁と特製塩ダレという2つの隠し味。鶏のコクに海の旨味を重ねることで、スープに“第二の層”とも言える奥行きを与えています。

アサリ出汁は、鶏だけでは出せない繊細な風味とミネラル感をもたらし、口の中でふわっと広がる海の香りが全体の印象をぐっと引き上げます。そこに、ニンニクを漬け込んだ特製塩ダレが加わることで、濃厚なスープをピリッと引き締め、パンチのあるキレを生み出します。

この“旨味の重ね方”こそが、ことぶきのスープの真骨頂。鶏の濃厚さ、貝の深み、塩ダレの鋭さが三位一体となり、スープに複雑で多層的な味わいを作り出しています。単なる鶏白湯では終わらない、「塩そば」という名にふさわしい洗練された一杯です。

マー油が加える香ばしいアクセントと余韻

最後の仕上げに加えられるマー油(焦がしニンニク油)が、ことぶきのスープをさらにワンランク上へと押し上げます。丁寧に焦がしたニンニクをじっくりと油に移し、仕上げにひとまわし加えることで、スープ全体に香ばしい苦味と深いコクがプラスされます。

濃厚な鶏白湯とアサリ出汁が作り出す旨味の層に、このマー油が加わることで、味の輪郭がより立体的に。レンゲを口に運ぶたび、鼻先を抜けていく香ばしさが食欲を刺激し、最後の一滴まで飲み干したくなる中毒性を生み出しています。

また、この香ばしい余韻は麺やチャーシューとの相性も抜群で、一杯のラーメン全体を“香りの演出”によってまとめ上げる大切な役割を果たしています。濃厚なだけでは終わらない──ことぶきの一杯が「完成度が高い」と言われる理由が、まさにここにあるのです。

麺|自家製の中太ストレートが生む一体感

店舗内製麺室で打つ、こだわりの自家製麺

「麺匠ことぶき」が多くのラーメン好きから支持されている理由のひとつが、自家製麺へのこだわりです。店舗脇には専用の製麺室が設けられており、毎日店内で打ちたての麺が仕込まれています。仕入れ麺では出せない、鮮度の高さや風味、食感の一体感を重視しているのが大きな特徴です。

自家製麺はスープとの相性を第一に考えて設計されており、茹で加減や太さ、食感に至るまで店主の細かな調整が反映されています。季節や湿度に応じて水分量を調整するなど、日々微調整を重ねて常にベストな状態で提供される麺は、「スープと合わせて完成する一杯」ということぶきの哲学を体現していると言えます。

その結果として、麺とスープの一体感が極めて高く、啜った瞬間に“ことぶきらしさ”が口いっぱいに広がります。

適度な加水率で「モチモチ×歯切れ」を両立

「ことぶき」の麺は、中太ストレート麺が基本。スープとの絡みと食感のバランスを重視し、加水率を適度に調整しているのが特徴です。高すぎず低すぎない加水率は、モチモチとした弾力と、噛んだときの“パツッ”とした歯切れの良さを両立。啜った瞬間の心地よさと、噛んだときの満足感の両方が味わえます。

また、濃厚鶏白湯のようなとろみのあるスープをしっかりと受け止めるため、麺の表面はなめらかでありながら、スープをまといやすい質感に仕上げられています。時間が経っても伸びにくく、最後の一口まで食感が続くのも嬉しいポイント。

こうした細部への配慮が、ことぶきの麺を「ただの付け合わせ」ではなく、スープと肩を並べる主役へと押し上げているのです。

濃厚スープをしっかり持ち上げる設計

濃厚な鶏白湯スープに対して、麺が負けてしまうと全体の印象はぼやけてしまいます。ことぶきの麺は、そうした課題を解決するためにスープをしっかりと持ち上げる設計がなされています。

中太ストレートの形状は、スープとの絡みを最大限に引き出す絶妙なバランス。啜るたびに麺がスープをしっかりとまとい、口の中で鶏白湯の旨味と小麦の甘みが一体となって広がります。また、麺の重量感や密度も計算されており、一口ごとの満足感が非常に高いのも特徴です。

この“麺とスープの融合感”こそが、ことぶきのラーメンが「飲む」だけでなく「食べて完成する一杯」と呼ばれる理由。どこを切り取っても、両者が支え合うように設計されていることがよくわかります。

チャーシュー|2種の個性が共演する贅沢な一杯

炙り豚バラのスモーキーな香ばしさ

「麺匠ことぶき」のチャーシューの主役のひとつが、炙り豚バラチャーシューです。脂身と赤身のバランスが取れた豚バラ肉は、口に入れた瞬間にホロッと崩れるほど柔らかく、肉の甘みとコクがじんわりと広がります。

仕上げに炙りを入れることで、表面には香ばしい焼き目が付き、さらにスモーキーな風味がプラス。濃厚な鶏白湯スープと合わさると、その香ばしさがスープの旨味を引き立て、味わい全体に深みを加えてくれます。

この“香りの演出”があることで、ただの具材ではなく、ラーメン全体を支える重要なパーツとしての存在感を放っているのが特徴です。スープ、麺と一緒に頬張ったときの一体感は格別で、炙りならではの余韻が最後まで口の中に残ります。

低温調理ロースのしっとりとした旨味

もう一つの主役は、低温調理されたロースチャーシューです。こちらは豚ロースをじっくりと低温で火入れすることで、しっとりとした食感と肉本来の旨味を最大限に引き出しています。脂身が少なく赤身中心のため、軽やかな口当たりで、豚バラとは全く異なる味わいが楽しめます。

低温調理ならではの特徴は、「噛むたびに旨味が染み出す」こと。スープの熱で程よく温まると、ロースの繊細な風味が一層際立ち、濃厚な鶏白湯との相性も抜群です。しっかりとした肉感がありながらも重たさを感じさせず、食べ終わった後の満足感が非常に高い一枚です。

脂の甘みで引っ張る豚バラと違い、「肉本来の旨味」で勝負するこのロースチャーシューは、食べ進めるたびに味の印象を切り替えてくれる、まさに“陰の主役”といえる存在です。

異なる2種のチャーシューが生む味の変化

「麺匠ことぶき」の魅力は、2種類のチャーシューがそれぞれ異なる役割を果たしている点にもあります。炙り豚バラが香ばしさと脂のコクでスープに厚みを加える一方、低温調理ロースは繊細な旨味と軽やかさで味わいに奥行きを与えます。

この“重厚さ×繊細さ”というコントラストが、食べ進めるごとに味の印象を変化させ、最後まで飽きずに楽しめる要因となっています。チャーシュー単体でも完成された味わいですが、スープや麺と一緒に頬張ると、三者が互いの個性を引き立て合い、ラーメン全体の完成度が一段と高まります。

一杯の中で二つの表情を楽しめる――それこそが、「ことぶき」のチャーシューが“トッピング”の枠を超えて語られる理由。ラーメンの主役はスープや麺だけではないと実感できるはずです。

店舗名麺匠ことぶき
(めんしょう ことぶき)
住所茨城県牛久市さくら台1-76-10
営業時間11:00〜14:30(14:20 L.O)
17:30〜21:00(20:30 L.O)
(材料切れ次第、早仕舞あり)
休業日月曜日(祝日の場合は火曜日)
駐車場あり
座席数カウンター席:7席
テーブル席(4人掛け)3卓
支払方法現金のみ
クレジットカード・電子マネー等は不可
関連ページX(旧Twitter)
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Instagram
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まとめ

麺匠ことぶきのラーメンが特別なのは、単に「スープが濃厚だから」ではなく一杯の中に、
旨味・香り・食感といったラーメンの魅力がすべて凝縮され、最後の一口まで飽きることなく楽しめる構成になっているからです。

スープは濃厚でまろやかなだけでなく、アサリの旨味や塩ダレのキレが複雑な深みを演出し、飲み進めるたびに表情を変えていきます。
自家製の中太ストレート麺は、モチモチとした弾力と歯切れの良さを兼ね備え、濃厚スープをしっかりと持ち上げる存在。すすった瞬間にスープと小麦の香りが一体となって広がり、口の中を満たします。

さらに、炙り豚バラのスモーキーな香りと低温調理ロースのしっとりとした旨味が、食感と味わいに奥行きを与え、一口ごとに新しい驚きを感じさせてくれます。香ばしさ・甘み・旨味が重なり合うバランス感は、何度食べても飽きがこない理由そのもの。

「濃厚系は途中で重くなる」と思っている人にこそ、ことぶきの一杯を味わってほしい――。丁寧に積み重ねられた旨味と香りの層、麺とスープの一体感、そして具材が生み出す多彩な食感。ラーメンの“奥深さ”を一杯で体験できるこの一杯は、食べ終わった後も心に残る、まさに完成された一杯です。

ラーメンってのはな、ただ腹を満たすだけのもんじゃねぇ。
骨を砕いて旨味を絞り出し、寸胴の中で命のダシを煮詰めて、やっと一杯が出来上がる。
オレはその“湯気の先”に、客の笑顔と満腹のためだけに全てを懸けてんだ。
濃厚でありながら飽きが来ねぇスープ、噛むほどに旨い麺、香ばしいチャーシュー──
どれも妥協なんざ一切ねぇ。毎朝の仕込みから一杯を出す瞬間まで、すべての工程に魂を込めてる。
気取った言葉はいらねぇ。ただ一口すすった瞬間に“旨ぇ”って言わせりゃそれでいい。
それがオレらの仕事であり、この一杯に込めた信念だ。

宅麺

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