【つくば 豚男爵 レビュー】研究学園エリアで人気のラーメン店「豚男爵」を徹底紹介。二郎系インスパイアの豚太麺は非乳化スープに極太オーション麺が絡む迫力の一杯。さらに背脂・卵黄・マヨが合わさったまぜそばは、ガッツリ系ラーメン好き必見です。店舗情報や駐車場などもあわせて解説します。
最近つくばで“豚男爵”って名前のラーメン屋が熱いって聞いたんだが…
どんな店なんだ? なんか名前からして腹にズシンと来そうだな!
おう、その通りだ。
研究学園エリアじゃ知る人ぞ知るガッツリ系の店だな。
名前負けしてねぇ迫力がある。看板は“豚太麺”だ!
山盛りのもやしの頂上に脂ニンニクが鎮座して、下からは透き通った非乳化の豚骨醤油スープが顔を出す。
見た目はワイルドだし男爵って言われて納得なジェントルマンな味だぜ。
豚男爵とは?つくばで人気のガッツリ系ラーメン店
研究学園エリアの注目店
「豚男爵(ぶただんしゃく)」は、つくばエクスプレス・研究学園駅から車で約15分の場所にある人気ラーメン店。名前の通り、G系ラーメンをはじめ、まぜそば・つけ麺・醤油・味噌など多彩なラインナップを揃えているのが特徴だ。
二郎インスパイア系の「豚太麺」を看板に据えつつ、あっさり魚介ベースのラーメンも提供しているため、ガッツリ好きからライト派まで幅広い層に支持されている。
「今日は思い切り食べたい!」という日にも、「ちょっと控えめに」と思う日にも頼れる存在で、研究学園エリアのラーメン巡りでは外せない注目店だ。

看板メニューは「豚太麺」と「まぜそば」
豚太麺の魅力とは?二郎系インスパイアの迫力
「豚男爵」といえばまず外せないのが、看板メニューの 豚太麺(ぶたふとめん)。二郎系インスパイアらしく、圧倒的なビジュアルとボリューム感で食欲を直撃する一杯だ。
丼を覆うのは 山盛りのもやし。シャキシャキ食感の野菜の頂上には、パンチの効いた 脂ニンニク が鎮座し、その下にはホロホロに煮込まれた大判の豚バラチャーシューがどっしり構えている。

今回注文したのが、豚太麺+野菜増。(カラメは別容器)
スープは透き通った 非乳化の醤油ベース。豚の旨味と醤油のコクがしっかり凝縮されているにもかかわらず、重すぎず飲みやすい爽快感が特徴だ。ゴワゴワとした低加水の極太麺と合わせると、小麦の香りがふわっと広がり、ガッツリ感とキレのある後味を同時に楽しめる。
「野菜マシ」「ニンニク」とかカスタマイズすれば、自分好みのガテン系ラーメンに仕上げられるのも大きな魅力だ。
まぜそばは背脂・卵黄・マヨが絡むジャンクな一杯
もう一つの看板が「まぜそば」。こちらはラーメンとは違い、汁なしのジャンク感あふれるスタイルで人気を集めている。
丼の中には、オーションを使ったゴワっとした極太麺。そこに ほぐしチャーシュー、辛ひき肉、背脂、卵黄、マヨネーズ、ネギ など豪華なトッピングが加わる。見た目だけで圧倒されるが、全体をよく混ぜ合わせることで、濃厚かつ複雑な旨味が一体化する。
卵黄のまろやかさと背脂のコク、マヨのジャンクさ、辛ひき肉の刺激が絡み合い、一口ごとに味わいが変化していくのが面白い。麺の力強い食感があるからこそ、これだけ濃厚な具材にも負けずに全体をまとめ上げてくれる。
「普通盛りでも十分お腹いっぱいになる」という声も多く、ガッツリ食べたい人はもちろん、味変を楽しみながら最後まで飽きずに完食できる満足度の高い一杯だ。
豚太麺のスープの特徴
20時間炊き込む濃厚豚骨ベース
豚太麺のスープは、豚骨・鶏ガラ・モミジを 約20時間じっくり炊き込んで仕上げる濃厚豚骨ベース。長時間煮込むことで骨の旨味とゼラチン質がしっかり抽出され、奥深いコクと厚みを持ったスープに仕上がっている。
一方で、見た目は透き通った 非乳化タイプ。ギトギトに白濁させず、あえて澄んだスープにすることで重すぎず、最後まで飲み進められる爽快感を残しているのが特徴だ。

魚介の旨味を効かせたハイブリッドスープ
ただの豚骨醤油ではなく、ここに 魚介の風味を重ねている のが豚男爵らしい工夫。豚の重厚感に、煮干しや節系の旨味を効かせることで、キレのある後味が生まれている。
そのため、一見ワイルドなG系でありながら、口に含むとすっきりとした余韻が広がり「意外と飲みやすい」と感じる人が多い。動物系と魚介系のハイブリッドが、豚太麺を「ただのガッツリ系」に終わらせない大きな魅力となっている。
背脂と野菜が生み出すパンチ力
さらに丼の上から加えられる 背脂 が、スープにコクとジャンクな旨味をプラス。非乳化スープに溶け込むことで甘みと深みを与え、飲み口にパンチを効かせてくれる。
そこにシャキシャキの もやし を絡ませると、野菜のフレッシュさとスープのコクが一体化し、濃厚さと爽やかさを同時に楽しめるバランスが完成する。
まさに「ガッツリだけど食べやすい」――そんな豚男爵らしい味わいを支えているのが、この背脂と野菜のコンビネーションだ。
チャーシューはトロトロの豚バラ
厚切りバラ肉の柔らかさ
豚男爵のチャーシューは、存在感抜群の 厚切り豚バラ肉 を使用。7〜8mmほどの厚みがあり、見た目からして豪快だ。
箸で持ち上げるとホロホロと崩れてしまうほど柔らかく、じっくり煮込まれた肉質は口に入れるととろけるような食感。
「噛む」というよりは「ほどける」という表現がぴったりで、ボリューム感がありながらも重たすぎず、誰もが満足できる仕上がりになっている。

脂の甘みがスープと絡む絶妙なバランス
バラ肉ならではの脂身は、食べるとじんわりと甘みが広がる。これがスープに溶け込むことで、豚骨と醤油の旨味にまろやかさをプラスしてくれるのだ。
一見すると脂が強そうに見えるが、透き通った非乳化スープとの相性が抜群で、バランス良くまとまっている。
野菜や麺と一緒に頬張れば、脂の甘みと小麦の香り、醤油のキレが一体となり、豪快かつ繊細なハーモニーを楽しめる。まさに「主役級の具材」と言える一枚だ。
麺の特徴は「オーション」使用の極太ワシワシ麺
低加水で噛むほどに広がる小麦の香り
豚太麺やまぜそばに使われるのは、強力粉「オーション」で作られた極太の低加水麺。水分量を抑えているため、表面はザラつきがあり、ひと口すすればスープをしっかりとまとわせる。
噛むたびにモチモチとした弾力と小麦本来の香りが広がり、まさに「ワシワシ」と食べ進める楽しさを実感できる。一般的なラーメンのつるつる麺とは一線を画す、ガテン系仕様の麺だ。

濃厚スープやタレに負けない存在感
非乳化の豚骨醤油スープや、背脂・卵黄・マヨを混ぜ合わせるまぜそばのタレ。いずれもパンチの強い味わいだが、この極太麺はそれに真正面からぶつかっても決して負けない存在感を放つ。
麺自体が主役級の力強さを持っているため、豪快に持ち上げて口いっぱいに頬張ることで、スープや具材との一体感を楽しめる。まさに「噛んで味わう」タイプの麺といえる。
あっさり系には細ちぢれ麺を採用
一方で、醤油や味噌などのあっさり系メニューには、極太麺ではなく 細ちぢれ麺 が採用されている。
こちらはすすりやすさと軽やかな口当たりが特徴で、魚介の効いた澄んだスープに程よく絡み、食べやすさを演出してくれる。
「今日はライトに食べたい」という時には、この細麺を使ったあっさり系を選べば、豚男爵の新しい一面を味わえるだろう。
豚男爵は誰におすすめ?
ガテン系男子にぴったりのボリューム
「とにかく腹いっぱい食べたい!」というガテン系男子にとって、豚男爵はまさに理想の一杯を提供してくれる店だ。
豚太麺は丼からあふれんばかりの野菜と極太麺、さらに大判チャーシューがのる迫力満点の構成。トッピングで「野菜マシ」「ニンニク」などを選べば、まさに一撃必殺のガッツリ系ラーメンに変貌する。食後の満足感は、まるで肉体労働をやり切ったあとのような達成感だ。
あっさり派にも対応できる多彩なメニュー
一見「ガッツリ専門店」に思える豚男爵だが、実は醤油・味噌のあっさり系ラーメンやつけ麺も用意されている。
スープは透き通った非乳化タイプや魚介の効いた澄んだ味わいで、軽やかな細ちぢれ麺との組み合わせが絶妙。
「G系はちょっとハードルが高い」と感じる人や女性客でも、気軽に楽しめるのが嬉しいポイントだ。家族連れやカップルでの訪問にも適している。

まぜそば好き必見の変化球メニュー
ラーメンだけでなく「まぜそば」も人気が高い。オーション使用の極太麺に、背脂・卵黄・マヨ・辛ひき肉が絡むジャンクな一杯は、混ぜるたびに味が変わり、最後まで飽きずに楽しめる。
麺量は並盛でも十分にボリュームがあり、食べ応えは抜群。ラーメンとはまた違った「豚男爵の顔」を堪能できるので、まぜそば好きにはぜひ試してほしい。
アクセスと基本情報

店舗名 | 豚男爵(ぶただんしゃく) |
住所 | 茨城県つくば市遠東1371-1 |
営業時間 | 11:00〜14:30 17:00〜22:00 |
休業日 | 月曜日 |
駐車場 | 24台(無料) |
座席数 | カウンター席:5席 テーブル席(4人掛け)4卓 |
支払方法 | 現金・PayPay対応、クレジットカード不可 |
関連ページ | X(旧Twitter)公式アカウント https://x.com/E5Pmd90jsvhgUBs |
まとめ
つくばの人気店「豚男爵」は、迫力満点の 豚太麺 とジャンク感溢れる まさにガッツリ系の楽園だ。
豚太麺は山盛り野菜と脂ニンニク、ホロホロ豚バラチャーシュー、そして低加水の極太麺が合わさり、見た目以上に爽やかな非乳化スープで最後まで飽きずに楽しめる。
一方のまぜそばは背脂・卵黄・マヨネーズが極太麺に絡み合い、一口ごとに味の変化を感じられるジャンクな魅力が詰まっている。
「今日は腹いっぱい食べたい!」というガテン系男子から、「ライトに楽しみたい」というあっさり派まで、誰もが自分に合った一杯に出会えるのが豚男爵の強み。
つくばでガッツリ系ラーメンを探しているなら、一度は足を運んでその迫力と味わいを体験すべき一軒だ。
ラーメンの丼一杯は、俺らにとって“作品”であり、お客にとっては“体験”だ。
腹を満たすだけじゃなく、心まで熱くしてやりたい。
だから俺らは今日も火を絶やさず、麺を仕込み、スープを守り続ける。
一度食って俺らの情熱を感じてくれ。
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