南守谷駅から徒歩7分。守谷市で屈指の人気を誇る「兎に角 南守谷店」は、千葉・松戸の名店から生まれた茨城1号店です。
看板メニューの油そばは、国産小麦100%の自家製太麺に豚骨ベースの特製ダレが絡み、燻製チャーシューの香ばしさと濃厚な割りスープで三度楽しめる逸品。
ボリュームも満点で、ガッツリ派から女性やファミリーまで幅広く支持される理由がここにあります。今回はその魅力をたっぷりご紹介します。
守谷に“兎に角”って店があるらしいな?
名前は聞いたことあるけど、どんな店なんだよ?
松戸の名店から来た茨城1号店だな。
2016年にできてから、地元じゃ油そばの代名詞みてぇな存在になってるぞ。
油そばか!
けど、オレ正直ラーメンとどう違うのかイマイチわかんねぇんだよな…
スープがねぇんだよ。
代わりに豚骨ベースの甘め醤油ダレとラードでガツンとまとめてる。
そこに海苔や鰹節の香り、胡椒のピリッとした刺激。麺を底から思いっきり混ぜりゃ、鰹節の香ばしさが鼻を抜ける。これがクセになるんだ。
おぉ〜!想像だけで腹減ってきたぞ。
油そば頼めば“割りスープ”も付いてくるぜ。
濃厚な豚骨魚介で、鯖節の旨味が効いてるんだ。それを注げばラーメン風に変わるし、白飯ぶっ込んで雑炊にすりゃ背徳感MAXよ。三段構えで楽しめる一杯だ。
兎に角 南守谷店とは?
千葉・松戸の名店「兎に角」から生まれた茨城1号店
「兎に角 南守谷店」は、千葉県松戸市で行列の絶えない名店「兎に角」の味を引き継ぐ、茨城県内1号店。松戸本店と同じく“油そば”を看板に掲げつつ、ラーメンやつけ麺など幅広いメニューを提供しています。
奇をてらわず、毎日でも食べたくなるような味わいが地元に根付いており、守谷周辺で「油そばといえばここ」と言われるほどの人気店に成長しています。
2016年4月オープン、守谷でも屈指の人気ラーメン店
2016年4月のオープン以来、地元のラーメンファンから厚い支持を集め続けています。
守谷エリアはラーメン激戦区と呼ばれるほど店舗数も多いですが、その中でも「兎に角 南守谷店」は安定した集客力を誇る一軒。
特にランチタイムや週末は混雑必至で、行列ができることも珍しくありません。オープンから数年経った今でも、その勢いは衰えず、地域にしっかりと定着しています。
看板メニュー「油そば」の魅力

今回注文した、油そば(普通)。
タレの工夫
兎に角の油そばを語るうえで欠かせないのが、この“特製タレ”。
ベースとなるのは、丁寧に炊き出した豚骨スープに甘めの醤油を合わせた旨味たっぷりのタレ。ここに上質なラードが加わることで、口当たりは濃厚なのにクドさを感じさせない絶妙な深みが生まれます。
さらに、海苔と鰹節が加わることで、魚介由来の香ばしさが立ち上がり、一口ごとに豊かな風味が広がるのも魅力です。仕上げに効かせた胡椒のピリッとした刺激がアクセントになり、全体をしっかり引き締めるため、最後まで飽きずに食べ進められる一杯に仕上がっています。
麺の特徴
油そばのもう一つの主役は、毎日店内で打ち立てられる自家製麺です。国産小麦100%を使用した極太麺は、噛んだ瞬間にモチモチとした弾力と強いコシを感じられ、小麦の甘みがしっかり伝わってきます。濃厚なタレと絡んでも存在感を失わず、麺そのものの旨さが主役として際立つのが特徴です。

食べる際は器の底からしっかりと混ぜるのがポイント。タレと油がまんべんなく絡み、鰹節の香ばしさがふわりと鼻を抜けます。麺・タレ・トッピングが一体となり、ひと口ごとに「油そばの完成形」と呼ぶにふさわしい調和を楽しめます。
チャーシューのこだわり
燻製肩ロースの存在感
兎に角 南守谷店のもう一つの魅力は、こだわり抜いたチャーシューです。使用されているのは自家製の燻製豚肩ロース。肩ロース特有の赤身と脂身のバランスが良く、燻製によって深みのある香ばしさが加わり、肉そのものの旨味を一層引き立てています。

器に盛られるのは、大判のチャーシューと細かく崩したチャーシューの二種盛り。大判は食べ応えがあり、肉の弾力とスモーキーな風味をダイレクトに楽しめる存在感抜群の一枚。一方、崩れたチャーシューはタレや麺と自然に絡み合い、食べ進めるごとに旨味を広げてくれる役割を果たしています。
そのまま単体で噛みしめれば肉の旨味と燻香を堪能でき、麺と一緒に食べれば油そば全体にコクと厚みを与える──。二種類のチャーシューが織りなす食感と風味のコントラストは、兎に角の油そばを完成形へと押し上げる大きな要素となっています。
割りスープで二度おいしい
豚骨魚介スープの深み
兎に角 南守谷店の油そばやまぜそばを注文すると、無料で「割りスープ」を追加できます。
これはただのスープではなく、しっかりと炊き込んだ豚骨と魚介を合わせた濃厚白湯。特に鯖節の出汁が惜しみなく効いており、動物系のコクと魚介系の旨味が見事に融合しています。

油そばのパンチ力に負けない力強さを持ちながら、口に含むとまろやかさが広がり、重厚感の中に優しさも感じられる味わい。
油そばを食べ進めて味の変化が欲しいタイミングで加えると、まるで別の一杯を食べているような感覚になり、「ラーメン」としての新たな表情を楽しめます。

雑炊で背徳の〆
さらに通の楽しみ方が「雑炊仕立て」。割りスープを加えた丼に白ご飯を投入すると、油そばのタレとスープ、チャーシューの旨味がすべて混ざり合い、極上の〆が完成します。
濃厚な豚骨魚介の出汁がご飯に染み込み、一口ごとに背徳感たっぷりの旨さが押し寄せる…。
「もう一口だけ」と思いながら、気づけば完食してしまう中毒性の高さです。麺から始まり、スープへ、そして雑炊で締める──一杯で三度楽しめるのが、兎に角の油そばの大きな魅力といえます。
その他の人気メニュー
兎に角 南守谷店といえば油そばが看板ですが、それ以外のメニューにも多彩な魅力があります。
油そばに匹敵する人気を誇るのが、辛味や個性を加えたバリエーションメニューや、スープ系の一杯たちです。

辛油そば
定番の油そばに唐辛子や香辛料を効かせた一杯。
旨味の中にしっかりとした辛さが広がり、汗をかきながら食べる爽快感がクセになります。辛党はもちろん、スタミナをつけたいときにもおすすめ。
坦々まぜそば
ごまの香ばしさとラー油の刺激が絶妙に合わさった坦々まぜそば。
クリーミーな胡麻ダレが麺に絡み、濃厚さとピリ辛感を両立した仕上がりです。油そばとはまた違うコク深さを味わえます。
鶏塩油そば
豚骨醤油とは異なる、軽やかな塩ベースの油そば。
鶏の旨味を生かしたスープがタレになっており、さっぱりしながらも奥行きのある味わいで、女性や子供連れにも人気があります。
ラーメン・つけ麺
魚介豚骨ベースのスープを活かしたラーメンやつけ麺も評判。
ラーメンは濃厚ながら塩分控えめで飲みやすく、つけ麺は太麺の力強さとスープの濃厚さが絶妙に噛み合っています。麺とスープの相性を最大限に楽しみたいなら、つけ麺は外せない一杯です。
サイドメニュー
麺類と合わせて人気なのが「牛すじ丼」や「チャーシュー丼」。
燻製肩ロースを使った丼は食べ応え抜群で、セットにすれば満足度は倍増。ガッツリ派は必ずと言っていいほど注文する定番の組み合わせです。

アクセスと基本情報

店舗名 | 兎に角(とにかく) |
住所 | 茨城県守谷市小山400-1 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
休業日 | 年中無休、お盆・年末年始のみ休み |
駐車場 | あり |
座席数 | カウンター席:12席 テーブル席(6人掛け)3卓 |
支払方法 | 現金のみ クレジットカード・電子マネー等は不可 |
関連ページ | ホームページ https://www.tonikaku.co.jp/ X(旧Twitter) https://x.com/tonikaku462 |
まとめ|守谷で本格油そばを味わうならここ!
兎に角 南守谷店は、油そばを中心にラーメン好きの心を掴んで離さない一軒です。
特に魅力的なのは、三つの柱──「国産小麦100%の自家製太麺」「自家製燻製肩ロースチャーシュー」「濃厚な割りスープ」。どれも単体で高い完成度を誇りながら、組み合わさることで唯一無二の一杯に仕上がっています。
麺量は小盛から特盛まで幅広く選べるので、大食い派はもちろん、女性や子ども連れでも安心。
重厚感がありながらも塩分や油分のバランスが工夫されているため、「ガッツリなのに食べやすい」という声も多く寄せられています。
守谷エリアで「本格的な油そばを味わいたい」「濃厚魚介豚骨つけ麺を楽しみたい」と思ったら、まず訪れてほしいお店です。松戸本店譲りの味わいを守りつつ、地域に根付き、幅広い層から支持されている兎に角 南守谷店。あなたの“お気に入りの一杯”になること間違いありません。
火を浴びた豚骨の旨味と、濃く仕上げた醤油ダレ、それを受け止める国産小麦の太麺──全部が渾然一体となって“魂を叩き込む一杯”になるんだ。
そして、
割りスープで味を変え、〆に白飯をぶち込めば背徳感ごと呑み込んでくれ。
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